仕事内容は?
弊社の営業担当経由でお客様から頂いた印刷物のレイアウトデータを、お客様のご要望をふまえ印刷に適したデータに変換したり修正したりする仕事です。
モニター上・プリントアウト上では問題無く見える制作物も、印刷してみると不具合が起きることが少なからずあります。また加工の段階で問題が発覚して最悪の場合、商品にならないことも。
そのようなデータをチェックしながら、必要であれば修正し、RIP処理後、丁付け・面付けを行っています。
その他、画像の色調修正・合成加工などもお客様のご要望にあわせて行っています。
お客様に喜んで頂くための工夫?
色調修正の場合、現物見本等、色見本のあるものに関しては、色・調子等、忠実に再現できるよう修正しています。
またカメラマン・制作者・お客様のイメージを汲み取って、そのイメージを出来る限り印刷物として再現することに気をつけています。
印刷のインキでは再現しにくいものなどもありますし、感覚的な部分でお客様とのズレが生じることもありますが、「まぁこの程度でいいか」と自分の中で80点程度で妥協するのではなく、妥協点を90点・95点まで引き上げて、お客様によりご満足していただけるよう、最大限の努力をしています。
これまでの失敗は?
制作の不手際のためお客様から頂いた原稿の文字が一部抜けたり、お客様との連携が不十分なため以前の写真をそのまま利用したりということが何度かありました。
自分が制作した原稿を自分自身が客観的に見ることは難しい面があり、担当者だけではどうしてもこのような見落としが生じがちですので、別の担当者が出来るだけチェックするようにしています。
20名規模の印刷会社としては珍しいかと思いますが、制作担当者が私を含めて5名おり、制作業務を充実させています。
今後の抱負は?
「さすが昭和誠輝堂さん!」とお客様に言われるように、これまで以上にもっともっと印刷物のレベルを高めたいと思います。画像処理ソフトのレベルは年々上がっているので自分個人の自己研鑽はもちろんのこと、データ部のリーダーとして、データ部全体の技術の底上げも継続的に図っていきたいと思います。
個人的な抱負としては、本が好きで週末は近所の書店や梅田や難波の大型書店によく行くのですが、書店に並ぶような印刷物を手掛けたいなと思います。